「アレルギーの本当?」は、へっちゃらの管理人「まっさん」が子供のアレルギーを調べる中で、気になった「アレルギーの雑学」「様々な治療法」「噂話」をまとめて編集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
暑い日、子どもと一緒に氷で遊んでいました。手のひらに乗せたり、コップに入れてカラカラと音を鳴らしたり。
「つめたーい!」
なんて笑っていたのに、しばらくすると子どもが氷を触っていた手をかき始めました。
「手、かゆい!」
「どうしたの?」と手を見てみると、なんだか腫れている。
まさか、氷で蕁麻疹?
何か悪いものを食べたのかな? それとも、氷にアレルギーがあるの?
でも、氷ってただの水です。
水が凍っただけの氷に、アレルギーなんてあるのでしょうか?
調べてみました。
氷アレルギーってあるの?
まず結論から言うと、「氷アレルギー」という一般的なアレルギーがあるわけではありません。
氷に触れたあとに蕁麻疹が出た場合、氷そのものではなく、氷の「冷たさ」が刺激になっている可能性があります。
その代表的なものの一つが、寒冷蕁麻疹です。
ここがポイント
氷に触れたあとに蕁麻疹が出ても、「氷の成分にアレルギーがある」とは限りません。
氷の冷たさという刺激が関係している場合もあります。
寒冷蕁麻疹って何?
寒冷蕁麻疹は、冷たい刺激を受けることで蕁麻疹が起こるタイプの蕁麻疹です。
例えば、冷たい風に当たる、冷たい水に触れる、氷など冷たいものに触れるといった、冷たい刺激がきっかけになることがあります。
つまり、氷で遊んでいた子どもの手に蕁麻疹が出た場合、**「氷だから」ではなく、「冷たいものに触れたから」**という可能性があるわけです。
氷で遊んでいた場合
🧊 氷に触れる
↓
✋ 手が冷たい刺激を受ける
↓
⚠️ 寒冷蕁麻疹の症状が起こる可能性がある
じゃあ、氷を触ったら誰でも蕁麻疹が出る?
いいえ。冷たいものに触れれば、誰でも蕁麻疹が出るわけではありません。
例えば、兄弟で一緒に氷遊びをしていて、一人は何ともないのに、もう一人だけ「なんか手がかゆい」と言い出すこともあります。
冷たい刺激がきっかけになる蕁麻疹の場合でも、冷たいものに触れた人すべてに同じ症状が出るわけではありません。
氷アレルギーと食べ物のアレルギーはどう違う?
ここが少しややこしいところです。
例えば、子どもが氷で遊んだあとに蕁麻疹が出たとします。でもその前には、ジュースを飲んでいたり、お菓子を食べていたりするかもしれません。
この場合、本当に氷の冷たさが原因なのか? それとも、食べたものが関係しているのか?
その場だけでは決めることができません。
| 考えられること | 関係しているもの |
|---|---|
| 食物アレルギー | 食べたものに含まれる特定の成分 |
| 寒冷蕁麻疹 | 氷などによる冷たい刺激 |
| ほかの刺激 | 摩擦や圧迫など |
| 別の原因 | 必ずしもアレルギーとは限らない |
だから、**「氷を触っていたあとに蕁麻疹が出た」**というだけで、氷アレルギーだと決めることはできません。
原因を考えるヒントは「ほかの冷たいものでも症状が出るか」
例えば、氷を触ったときに蕁麻疹が出た。そして別の日には、冷たい水に触れたあとにも同じような症状が出た。さらに、冷たい飲み物を持った手がかゆくなることもある。
このように、氷以外の冷たいものでも同じような症状が出ているのであれば、氷そのものではなく、冷たさとの関係も気になります。
| こんな場合 | 原因を考えるヒント |
|---|---|
| 氷に触れたときだけ症状が出る | 氷以外の条件も含めて確認が必要 |
| 冷たい水でも症状が出る | 冷たい刺激との関係が気になる |
| 冷たい飲み物を持っても症状が出る | 寒冷刺激との関係を考えるヒント |
| 冷たい風でも症状が出る | 寒冷刺激との関係も考えられる |
| 何度も同じような症状を繰り返す | 医療機関への相談を検討 |
もちろん、この表だけで原因を判断することはできません。
ただ、冷たいものに触れたあとに症状が出た場合は、**「氷を触ったから」だけではなく、「ほかの冷たいものでも同じことが起きていないか?」**という見方も、原因を考えるヒントになります。
夏なのに「寒冷」蕁麻疹?
「寒冷蕁麻疹」と聞くと、寒い冬にしか起こらないように思うかもしれません。
でも、今回のように真夏に氷を触る場合でも、手は強い冷たい刺激を受けます。
つまり、周りの気温が暑いかどうかだけではなく、皮膚に冷たい刺激が加わったかどうかが関係する場合があります。
そのため、**「夏だから寒冷蕁麻疹ではない」**と単純に決めることはできません。
夏でも氷は冷たい
🌞 外は暑い
🧊 でも、氷は冷たい
夏の氷遊びでも、皮膚には冷たい刺激が加わります。
氷に触ったところだけに蕁麻疹が出たら?
例えば、氷を握っていた手だけに、かゆみや腫れが出た。
そんな場合、氷が触れた場所に症状が出たということは、原因を考えるヒントの一つになります。
ただし、症状が出た場所や見た目だけで、寒冷蕁麻疹と判断することはできません。
蕁麻疹にはさまざまな原因があります。同じような症状を繰り返す場合は、そのときの状況を覚えておくことも大切です。
「もう一度氷を触らせてみれば分かる?」
「もう一度氷を触らせたら、また蕁麻疹が出るか分かるのでは?」と思うかもしれません。
ただ、子どもに蕁麻疹が出たあと、家庭で何度も氷を当てて試し続けるのはおすすめできません。
同じような症状を繰り返す場合は、何をしていたか、何を食べていたか、氷や冷たいものに触れていたか、どこに症状が出たかなどを記録しておくと、医療機関へ相談するときのヒントになります。
こんな症状がある場合は注意
蕁麻疹だけではなく、唇や口の中が大きく腫れる、喉に違和感がある、声がおかしい、息がしにくい、ぐったりしているといった症状がある場合は注意が必要です。
特に、呼吸が苦しい、喉が腫れているなどの症状がある場合は、自己判断で様子を見るのではなく、緊急性のある症状として速やかな対応が必要です。
結局、氷アレルギーってあるの?
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 氷アレルギーはある? | 一般的な意味で「氷アレルギー」というアレルギーがあるわけではない |
| 氷で蕁麻疹が出ることはある? | 氷による冷たい刺激が関係する可能性がある |
| 夏でも起こる? | 氷による冷たい刺激があれば、夏でも起こる可能性がある |
| 氷に触った場所だけに出たら? | 冷たい刺激との関係を考えるヒントにはなるが、それだけで判断はできない |
| 何度も氷で試していい? | 自己判断で繰り返し試さず、症状を繰り返す場合は医療機関に相談する |
結論
「氷アレルギー」という一般的なアレルギーがあるわけではありません。
ただし、氷の冷たさという刺激によって、寒冷蕁麻疹が起こる可能性はあります。
子どもが氷で遊んでいたあとに蕁麻疹が出たら、**「氷にアレルギーがあるの?」**と思うのは自然なことです。
でも、氷そのものではなく、冷たさという刺激が関係している場合もあります。
同じような症状を繰り返す場合は、自己判断で氷を当てて確認し続けず、そのときの状況を記録して医療機関に相談してください。
コラム・レビューの新着
よく読まれている記事



コメント