「アレルギーの本当?」は、へっちゃらの管理人「まっさん」が子供のアレルギーを調べる中で、気になった「アレルギーの雑学」「様々な治療法」「噂話」をまとめて編集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
「アレルギー検査って、病院に行ったらすぐ終わる?」
「検査結果はその日に分かる?」
アレルギー検査を受けようと思ったとき、意外と分かりにくいのが検査にかかる時間です。
実は「アレルギー検査」といっても、検査方法によって時間はかなり違います。
採血だけなら比較的短時間で終わりますが、結果は後日になることがあります。一方、皮膚プリックテストはその場で反応を確認できます。食物経口負荷試験になると、数時間から半日程度かかることもあります。
結論:検査によって「その場で分かるもの」と「後日結果が出るもの」がある
アレルギーの診断では、症状や経過を確認したうえで、必要に応じて血液検査、皮膚プリックテスト、食物経口負荷試験などが組み合わされます。
大まかな違いは次のようになります。
- 血液検査:採血自体は短時間。結果は数日後になることが多い
- 皮膚プリックテスト:反応は約15〜20分で確認
- 食物経口負荷試験:数時間以上かかることがある
つまり、
「病院にいる時間」と「結果が分かるまでの時間」は別
と考えると分かりやすいでしょう。
血液検査は採血自体なら短時間
血液検査では、血液中のIgE抗体などを調べます。
採血そのものは、通常それほど長い時間はかかりません。診察や待ち時間を除けば、検査自体は比較的短時間です。
ただし、血液を採取してから検査機関で分析する場合があるため、結果がその日のうちに分かるとは限りません。数日間の結果待ちになることがあるとされています。
ここで注意したいのは、
血液検査が陽性=その食べ物や物質に必ずアレルギー症状が出る
とは限らないことです。
IgE抗体が検出されても、実際には症状が出ないことがあります。そのため、検査結果だけではなく、実際にどのような症状が出たのかと合わせて判断されます。
皮膚プリックテストは約15〜20分で判定できる
皮膚プリックテストは、皮膚にアレルゲンを少量接触させ、専用の器具で皮膚の表面を軽く刺激して反応を確認する検査です。
即時型アレルギーに関する反応は、15〜20分程度で判定できます。
そのため、
「検査した日に、その場である程度結果を確認したい」
という場合には、血液検査より早く結果を確認できることがあります。
ただし、診察時間や検査前後の説明などもあるため、病院にいる時間が必ず15分程度で終わるわけではありません。
また、服用している薬によっては皮膚の反応に影響することがあり、検査を受ける前に医師の指示を確認する必要があります。
食物経口負荷試験は数時間かかることがある
食物アレルギーの診断などで行われることがあるのが、食物経口負荷試験です。
これは、実際に原因が疑われる食べ物を医療機関で少量から摂取し、症状が出るかどうかを確認する検査です。
安全を確認しながら少しずつ食べ、その後も症状が出ないか観察する必要があります。
食物アレルギー診療ガイドラインでは、食物を20〜60分間隔で複数回に分けて摂取し、最終摂取後も最低2時間は経過を観察する方法が示されています。
そのため、
採血のように「すぐ終わる検査」ではない
ことがあります。
症状が出るリスクもあるため、食物経口負荷試験は医療機関で安全管理のもと行われます。
「検査時間が短い=すぐ診断できる」とは限らない
ここも意外と大切なポイントです。
例えば、皮膚プリックテストなら15〜20分で反応を確認できます。
しかし、
15分で検査結果が出る
↓
15分でアレルギーの診断が確定する
というわけではありません。
アレルギーの診断では、
- どんな症状が出たのか
- いつ症状が出たのか
- 何を食べた、または何に触れたのか
- 検査結果はどうか
などを合わせて判断します。
厚生労働省も、食物アレルギーでは問診や症状の経過と、特異的IgE抗体検査や皮膚プリックテストなどを組み合わせて診断する流れを示しています。
つまり、
検査そのものは短時間でも、診断までには複数の情報が必要になることがある
ということです。
子どものアレルギー検査は時間がかかる?
子どもだからといって、必ず検査時間が長くなるわけではありません。
例えば、血液検査なら採血、皮膚プリックテストなら皮膚反応を確認するという基本的な流れは同じです。
ただし、小さな子どもの場合は、
- 採血を怖がる
- 検査中に動いてしまう
- 病院で待つことに疲れる
といった事情で、実際の受診時間が長く感じることはあります。
また、食物経口負荷試験のように長時間の観察が必要な検査では、年齢や症状、リスクによって検査方法や時間が変わることがあります。
予約するときに確認しておくと安心なこと
アレルギー検査を受ける予定がある場合は、予約時に、
「当日はどれくらい時間がかかりますか?」
と聞いておくと安心です。
特に確認しておくとよいのは、
- 当日に結果が分かる検査か
- 採血だけなのか
- 皮膚テストを行う可能性があるか
- 食物経口負荷試験の場合、どの程度時間が必要か
といった点です。
同じ「アレルギー検査」という言葉でも、実際に行う検査によって予定が大きく変わることがあります。
結局、アレルギー検査はどれくらい時間がかかる?
今回の疑問を整理すると、
アレルギー検査にかかる時間は、検査の種類によって大きく違います。
目安としては、
- 血液検査:採血は短時間だが、結果は後日になることがある
- 皮膚プリックテスト:約15〜20分で反応を確認できる
- 食物経口負荷試験:摂取と観察が必要なため、数時間以上かかることがある
という違いがあります。
ただし、アレルギー検査は「検査結果を見るだけ」で終わるとは限りません。
検査結果と実際の症状が一致するとは限らないため、何に反応したのか、実際に症状が出たのかという情報と合わせて判断することが大切です。
「今日中に結果まで知りたい」のか、「原因を詳しく調べたい」のかによっても選択される検査は変わります。
受診前に、医療機関へ検査内容と所要時間を確認しておくと予定を立てやすいでしょう。
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