「アレルギーの本当?」は、へっちゃらの管理人「まっさん」が子供のアレルギーを調べる中で、気になった「アレルギーの雑学」「様々な治療法」「噂話」をまとめて編集しています。詳しくはこちらをご覧ください。
結論から言います。
雨自体にアレルゲンはありません。
ではなぜ、雨に触れたらアレルギーのような症状が出たのでしょうか?
雨に濡れたあと、
肌が赤くなった。
かゆくなった。
ブツブツが出た。
そんなことがあると、
「もしかして雨アレルギー?」
と思ってしまいますよね。
でも、雨そのものがアレルゲンではないとしたら、
いったい何に反応したのでしょうか?
そこで今回は、
雨に触れたあと、なぜ肌にアレルギーのような症状が出ることがあるのか?
を調べてみました。
まず、赤くなった=アレルギーとは限らない
雨に濡れたあとに、
- 赤くなる
- かゆくなる
- ブツブツが出る
といった症状が出ると、アレルギー反応のように感じます。
でも、
皮膚に症状が出たからといって、すべてがアレルギーとは限りません。
例えば、皮膚に何かが触れて起こる「かぶれ」には、アレルギー以外の原因もあります。
| 刺激によるかぶれ | アレルギーによるかぶれ | |
|---|---|---|
| 原因 | 皮膚への刺激 | 特定の物質へのアレルギー反応 |
| 誰にでも起こる? | 条件によっては起こる | その物質に反応する人に起こる |
| 症状 | 赤み・ヒリヒリ・かゆみなど | 赤み・かゆみ・湿疹など |
| 見た目だけで分かる? | 難しい | 難しい |
つまり、
雨に濡れたあとに肌が赤くなった
=
雨にアレルギーがある
とは言えません。
では、何が原因なのでしょうか?
原因は「雨そのもの」ではないかもしれない
雨に濡れたとき、実は皮膚には雨だけが触れているわけではありません。
例えば、
- 濡れた服
- レインコート
- 傘の持ち手
- 洗剤や柔軟剤が残った衣類
- 日焼け止めや化粧品
- 外出先で触れた植物など
雨に濡れることで、
これまで皮膚に触れていたものが、濡れた状態で長く接触する
こともあります。
例えば、
雨の日だけレインコートを着ていて、
そのたびに首や腕が赤くなる。
こんな場合、
「雨アレルギー?」
と思うかもしれません。
でも実際には、
レインコートの素材や、服に残った洗剤などが関係している
可能性もあります。
つまり、
雨に濡れたあとに症状が出た
=
雨が原因とは限らない
ということです。
濡れた状態そのものが、肌への刺激になることも
雨の日は、
服が濡れる。
肌が湿ったままになる。
ということがあります。
皮膚は、濡れた状態が続いたり、水に繰り返し触れたりすることで、刺激を受けやすくなることがあります。
特に、
- もともと肌が乾燥している
- 肌荒れしている
- 湿疹がある
- 皮膚をかき壊している
といった場合は、外からの刺激を受けやすくなることもあります。
つまり、
雨に濡れる
↓
肌や服が濡れた状態になる
↓
皮膚が刺激を受けやすくなる
↓
赤みやかゆみが出ることがある
という可能性もあります。
ただし、
少し雨に濡れただけで、誰でもかぶれるというわけではありません。
そのときの皮膚の状態や、濡れていた時間なども関係します。
雨水には、雨以外のものが混ざることもある
雨は、空から地上に落ちてくるまでに空気の中を通ります。
そのため、
空気中のほこりや微粒子などが雨水に混ざる可能性
もあります。
ただし、ここも注意が必要です。
雨水に何かが混ざっているからといって、それが必ずアレルギーの原因になるわけではありません。
「雨に濡れたあとに症状が出た」というだけで、
雨水に含まれていた何かが原因だった
と決めることもできません。
原因を考えるときは、
雨だけに注目しないこと
が大切です。
ただし、非常にまれな「水蕁麻疹」の可能性も
ここまで見てきたように、
雨に濡れたあとに肌の症状が出ても、
多くの場合、
雨そのものがアレルゲンだったとは限りません。
ただし、非常に珍しい病気として、
水蕁麻疹(一般に「水アレルギー」と呼ばれることもあります)
があります。
水が皮膚に触れることで、かゆみや蕁麻疹が出る非常にまれな病気です。
これまでの報告例は世界でも100例ほどとされることがあります。
ただ、
雨に一度濡れてかぶれた
というだけで、水蕁麻疹と考える必要はありません。
雨だけでなく、
- お風呂
- シャワー
- 水道水
など、水に触れるたびに同じような蕁麻疹が繰り返される場合には、別の原因も含めて医療機関で相談することが大切です。
じゃあ、雨に濡れてかぶれた原因は何?
今回の答えは、
「症状だけでは一つに決められない」
です。
雨に濡れたあとに肌が赤くなったり、かゆくなったりした場合、
| 考えられること | 例えば |
|---|---|
| 皮膚への刺激 | 濡れた状態が続いた |
| 別のものへの反応 | レインコートや衣類など |
| 肌の状態 | 乾燥や肌荒れで刺激を受けやすかった |
| 非常にまれな病気 | 水蕁麻疹など |
つまり、
「雨に触れたらかぶれた=雨アレルギー」
と決めつけることはできません。
雨アレルギーだと思ったら、何を見ればいい?
もし同じような症状を繰り返すなら、
雨の日にだけ症状が出ているのか。
それとも、
雨の日に使っている何かが原因なのか。
を見てみると、原因を考える手がかりになります。
例えば、
- 雨に濡れるたびに症状が出る?
- 同じ場所に症状が出る?
- 特定のレインコートを着たときだけ?
- 水道水やお風呂でも症状が出る?
- 雨の日以外にも同じ症状がある?
こうした違いで、
「本当に雨が関係しているのか?」
を考えるヒントになります。
結局、雨に触れたらかぶれた。これってアレルギー?
アレルギーとは限りません。
雨自体には、花粉のような一般的なアレルゲンがあるわけではありません。
それでも雨に濡れたあとに肌の症状が出た場合は、
濡れた状態による刺激。
雨の日に触れた別のもの。
そのときの肌の状態。
などが関係している可能性があります。
そして、非常にまれですが、
水に触れることで蕁麻疹が出る「水蕁麻疹」
という病気もあります。
だから、
「雨に触れたらかぶれた=雨アレルギー」
と決めつけるのではなく、
「雨の日、何に触れて、どんな症状が出たのか?」
を見ることが、原因を考える第一歩になりそうです。
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