アレルギーっ子家族の応援サイト|へっちゃら

食物アレルギーの症状ベスト5|食後のこんな様子は要注意

食物アレルギーの症状ベスト5 きほんの知識

食後などに子供の様子がいつもと違うのが最近気になる。「食後に肌が赤くなった」「急に咳が出はじめた」「お腹が痛いと言い出した」などこのような症状なら要注意、アレルギーの疑いがあります。

食物アレルギーの症状は、皮膚だけでなく、呼吸器や消化器など、体のいろいろな場所に出ます。ここでは、よく見られる症状を、出る場所ごとに5つに分けて、どんな様子が見られるのかを紹介します。お子さんの様子と照らし合わせながら、読んでみてください。

結論:食物アレルギーで一番多いのは、皮膚症状です(東京都の3歳児調査では93.1%)。

ただし、症状は1つとは限りません。複数の場所に出たときや、ぐったりする・意識がもうろうとするときは、アナフィラキシーの可能性があるので、すぐに119番を呼びます。

(食後に症状が出て、食物アレルギーかどうか迷うときは、自己判断せず、早めに医療機関に相談しましょう)

その症状、食物アレルギーかも?

その症状もしかして食物アレルギーかも?

食べた後に、肌が赤くなる、咳が出はじめる、お腹が痛いと言い出す。お子さんのこんな様子に、「これって食物アレルギーなんだろうか」と不安になることがあります。こうした症状が食べた後に出るときは、食物アレルギーの可能性も考えられます。

食物アレルギーの症状ベスト5

食物アレルギーベスト5

食物アレルギーでよく見られる症状は、出る場所によって、次の5つに分けられます。もっとも多いのは皮膚症状で、東京都の3歳児調査では93.1%に見られました。

症状の出る場所主な症状東京都調査の割合・ポイント
①皮膚症状かゆみ・じんましん・赤み93.1%(もっとも多い)
②粘膜症状目・口・鼻のかゆみや腫れ目30.2%・口25.4%・鼻10.7%
③消化器症状吐き気・腹痛・下痢29.4%(繰り返し吐き続けるときは緊急)
④呼吸器症状咳・ぜんめい(ゼーゼーする呼吸音)・呼吸困難17.5%(息がしにくいときは緊急)
⑤全身症状ぐったりする・意識がもうろうとするショック12.2%(アナフィラキシーのサイン)
  • 割合は、東京都の調査(3歳児対象)で、その症状が出た人の割合です。調査によって数字は異なります(横浜市の資料では、皮膚症状は約90%とされています)。
  • この5つの分け方は、わかりやすさのためのものです。横浜市や診療の手引きでは、ぐったりする・意識がもうろうとするなどは「神経症状」、血圧低下などは「循環器症状」と分けられています。

①皮膚症状|かゆみ・じんましん・赤み

食物アレルギーでもっとも多い症状です。食べた後に、体を掻く、肌が赤くなる、ぷくっと膨らんだじんましんが出る、といった様子が見られます。掻かせず冷やすなど、家庭でのケアは「食物アレルギーの症状|気を付けたいアナフィラキシーの緊急対応」にまとめています。じんましんそのものについては、「蕁麻疹の原因は食べ物?|そうとは限らない原因と受診目安」で詳しく紹介しています。

②粘膜症状|目・口・鼻のかゆみや腫れ

目・口・鼻のまわりが、かゆくなったり、腫れたりします。唇やまぶたが腫れたときは、「まぶたや唇の突然の腫れ|クインケ浮腫(血管性浮腫)とは」も参考にしてください。

③消化器症状|吐き気・腹痛・下痢

「お腹が痛い」と言い出す、吐く、下痢をする、といった症状です。繰り返し吐き続けるときは、緊急性が高い症状とされているため、様子を見ずに対応します。

④呼吸器症状|咳・ぜんめい・呼吸困難

咳が止まらない、ゼーゼー(ぜんめい)という音がする、息が苦しそう、といった症状です。呼吸が苦しそうなときは、様子を見ずに、すぐに119番を呼びます。

⑤全身症状|ぐったりする・意識がもうろうとする

「ぐったりする」「意識がもうろうとする」といった様子が見られるときは、緊急性が高い状態です。アナフィラキシーショックは、血圧低下や意識障害を伴う最も危険な状態とされています。すぐに119番を呼びます。

症状が重なったときは、特に注意

症状が重なると特に注意

症状は1つだけとは限りません。皮膚のかゆみと同時に咳が出たり、腹痛と意識のもうろう感が重なったりと、複数の症状が同時に現れることもあります。複数の臓器に急速に重い症状が出るのが、アナフィラキシーです。次のような様子が見られたら、ためらわず対応してください。

  • 唇や爪が青白い
  • ぐったりして、呼びかけに反応が鈍い
  • 息がしにくい、ゼーゼーする呼吸をしている
  • 意識がもうろうとしている、尿や便をもらす

緊急のときは、迷わず119番。「様子を見よう」と判断を先延ばしにしないことが大切です。119番に電話するときに伝えること、エピペンの使い方、救急車が来るまでの対応は、「食物アレルギーの症状|気を付けたいアナフィラキシーの緊急対応」にまとめています。

同じ症状でも、原因はさまざま

同じ症状でも原因はさまざま

ここまで紹介したのは、食べ物を食べた後に、比較的すぐ現れる「食物アレルギー」の症状です。一方で、食べ物以外が原因のアレルギーもあります。たとえばアレルギー性鼻炎では、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3症状がみられます。

アトピー性皮膚炎から食物アレルギー、ぜんそく、花粉症・アレルギー性鼻炎へと症状が移り変わっていく「アレルギーマーチ」という現象が知られています。くわしくは「アレルギーマーチとは|湿疹→食物アレルギー→喘息→鼻炎への流れ」で解説しています。

早めの受診を心がけましょう

早めの受診を心がけましょう

症状が出たとき、「これは食物アレルギーなのか、それとも別の理由なのか」を自己判断するのは難しいものです。軽い症状でも繰り返すときや、心当たりのある食べ物があるときは、様子を見続けず、早めに医療機関に相談してください。

検査や診断の流れは、「検査・治療・病院」カテゴリーの記事でも紹介しています。

まとめ

食物アレルギーの症状は、皮膚だけでなく、いろいろな場所に出ます。

  • 一番多いのは皮膚症状(東京都の3歳児調査で93.1%)
  • 呼吸器・粘膜・消化器・全身にも症状が出る
  • 症状は1つとは限らず、複数が重なることもある
  • ぐったりする・意識がもうろうとするときは、すぐに119番

「へっちゃら」まっさんより

アレルギーの症状は色々あるので、初めはなかなかわかりづらいと思います。

うちの子も腹痛を訴えたり、咳をしだしたり、「これは食べられるのかな?大丈夫そうだぞ?」と思っていたら、2、3日後にアトピーが出てきたりするし、時期によっても変わります。

「これは怪しいのかな?」と思ったら、まず病院に連れて行って検査することが一番だと思います。アレルギーの診断を受けているだけでも、「気を付けよう」という意識が働きますから。

一番怖いのは、アレルギーだと気が付かずにアナフィラキシーを起こしたときです。何の知識もないし、準備もしていなければ、どうにもできないですから。

参考にした情報源

運営者まっさんの似顔絵

へっちゃらはこんな人が書いています

へっちゃらは実際にアレルギーっ子を育てる父親まっさんが運営しています。1人の子供を育てるだけでも大変なのに、アレっ子はさらに大変だなぁ~と感じながら日々格闘しています。詳しい運営者情報はこちらから

※本記事は、公開されている情報をもとに、できるだけわかりやすくまとめたものです。個別の状況によって適切な対応は異なりますので、ご不安な点がある場合は自己判断せず、専門機関・専門家にご確認ください。詳しくは免責事項をご覧ください。 緊急性の高い症状が見られる場合は、自己判断せず、直ちに救急要請または医療機関を受診してください。

この記事、教えてあげたい人はいませんか?

アレルギーのあるお子さんの周りにいる、ママ友・パパ友や先生にも役立つ情報です

LINEで教えてあげる

コラム・レビューの新着

よく読まれている記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました