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アトピー性皮膚炎「耳切れ」の原因とケア

子供の耳の裏に保湿剤を塗る絵 アトピーケア

お子さんの耳の付け根が赤くただれて、ぱっくり切れたようになっているのを見て、驚いた経験がある方も多いと思います。これは「耳切れ」と呼ばれる症状で、アトピー性皮膚炎のあるお子さんによく見られるサインのひとつなんです。

実は耳の付け根が切れてしまう「耳切れ」は、アトピー性皮膚炎を疑う重要なサインのひとつとされていて、特に乳幼児期のお子さんに多く見られる症状なんですね。ここでは、耳切れがなぜ起きるのか、おうちでどんなケアができるのかを整理していきます。

耳切れってどんな症状?

耳切れは、耳たぶの付け根の部分が赤くただれて、亀裂が入ったようになる症状です。

耳の付け根が赤くただれて亀裂が生じ、リンパ液や痂皮(かさぶた)ができることもあります。耳たぶや耳介全体が乾燥して皮がむけたり腫れ上がったりし、慢性化すると厚くゴワついてくることもあるようです。

見た目にはびっくりしてしまう症状ですが、アトピー性皮膚炎のあるお子さんにはめずらしくない症状のひとつです。

どうして耳の付け根が切れやすいの?

耳の付け根はもともと皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部位とされています。そこに耳垢や汗、シャンプーの洗い残しがたまりやすく、石鹸の残留や髪の毛が触れることも刺激になるようです。

つまり、

  • 乾燥しやすい場所であること
  • 汚れや洗い残しがたまりやすい場所であること
  • 髪の毛や眼鏡、マスクの紐など、外からの刺激を受けやすい場所であること

という3つの条件が重なって、耳の付け根は切れやすくなってしまうんですね。汚れや洗い残しがあると細菌感染も起こしやすく、お子さんが痒くて触ってしまうことで、さらに悪化してしまうこともあるようです。

おうちでできるケアの基本

お風呂上がりの笑いあう親子

耳周りのケアの基本は、清潔に洗う・保湿する・保護する、の3つとされています。お子さんの耳切れが気になるときは、次のような点を意識してみてください。

入浴時の洗い方

シャンプーや石鹸が耳の付け根に残らないよう、しっかりすすぐことがまず大切です。洗ったあとに鏡でチェックする習慣をつけておくと、洗い残しに気づきやすくなります。

保湿のタイミング

入浴後はできるだけ早く保湿剤を塗るのがポイントとされています。耳の付け根は忘れがちな場所なので、顔や体を保湿するときに、耳の周りまで一緒に塗ってあげると習慣化しやすいです。

ワセリンで保護する

すでに赤みや亀裂が出てしまっているときは、保湿剤に加えて、ワセリンで表面を保護してあげるのもひとつの方法です。ワセリンで保護し、就寝時は軟膏を塗った後にラップで覆うと効果的とされています。ワセリンは薬局やドラッグストアで手に入りやすく、刺激も少ないので、ちょっとした保護ケアとして取り入れやすいアイテムです。

悪化しているときの対応

赤みが強い、じゅくじゅくしている、かさぶたができている、といった状態のときは、市販の保湿剤だけで様子を見るのではなく、かかりつけの皮膚科や小児科に相談するのが安心です。感染を伴っている場合は、抗菌薬による治療が必要になることもあるとされています。自己判断でステロイド外用薬などを使う場合も、必ず医師の指示に従うようにしてください。

悪化させないために、日常でできる工夫

  • マスクの紐や眼鏡が耳に当たって刺激になっていないか確認する
  • 髪の毛が長い場合は、耳にかからないようまとめてあげる
  • 爪を短く切り、掻き壊しを防ぐ
  • 汗をかいたら、耳周りも含めて拭き取る習慣をつける

こうした小さな工夫の積み重ねが、耳切れの悪化を防ぐことにつながります。

まとめ

耳切れは、アトピー性皮膚炎のあるお子さんによく見られる症状で、耳の付け根が乾燥しやすく、汚れがたまりやすいことが背景にあります。清潔に洗う・しっかり保湿する・刺激を減らす、というシンプルなケアの積み重ねが基本になります。症状が強いときやなかなか良くならないときは、無理をせず医療機関に相談してくださいね。

なお本記事は一般的な情報提供を目的としており、症状の診断や治療方針については、必ず医師にご相談ください。

この記事は、食物アレルギーのあるお子さんを育てる運営者「まっさん」が、自身の経験と厚生労働省・専門機関等の公開情報をもとにまとめています。治療方針については、必ず主治医の指示を優先してください。詳しくは免責事項をご覧ください。

参考にした情報源

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※本記事は、公開されている情報をもとに、できるだけわかりやすくまとめたものです。個別の状況によって適切な対応は異なりますので、ご不安な点がある場合は自己判断せず、専門機関・専門家にご確認ください。詳しくは免責事項をご覧ください。 緊急性の高い症状が見られる場合は、自己判断せず、直ちに救急要請または医療機関を受診してください。

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