夏休みも終盤。
まだ暑い日が続きますが、朝晩の気温が少しずつ下がり、季節は秋へ向かっています。
実はこの「夏の終わり」は、アレルギーっ子にとっても気をつけたい時期。
夏の間に増えたダニ、8月ごろから飛び始める秋の花粉、長期間使ったエアコン、朝晩の気温差。そして夏休みが終われば、学校や園の生活も再開します。
こうした環境の変化によって、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、咳など、いつもとは違う症状が出てくることもあります。
今回は、夏の終わりにアレっ子の家庭でチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
① ブタクサなど「秋の花粉」
秋の花粉は、9月になってから……と思っていませんか?
実は、ブタクサやヨモギなどは8月ごろから飛散します。
花粉症がある子なら、
- くしゃみ
- 水っぽい鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ・充血
などが出ることがあります。
「最近、外から帰ると鼻水がすごい」「目をよくこする」という場合は、秋の花粉も原因のひとつかもしれません。
ブタクサなどは河川敷や空き地、道端などにも生えるため、花粉の時期は草むらでの長時間の遊びを避け、帰宅後は衣服についた花粉を払うなどの対策を。
② 夏を越した「布団・寝具」
夏はダニが増えやすい季節。
そして、ダニは生きているものだけでなく、死骸やフンもアレルゲンになります。
そのため、アレルギー性鼻炎がある子では、
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
などが出ることがあります。
また、ぜん息がある子では、朝や夜の咳、ゼーゼー・ヒューヒューなどにも注意。
夏休みの終わりに、布団やシーツを一度しっかりケアしておきましょう。
布団を乾燥させるだけでなく、掃除機をかけたり、シーツ類を洗濯したりすることも大切です。
③ 夏じゅう使った「エアコン」
毎日のように使ったエアコンも、夏の終わりにチェック。
フィルターや内部にホコリやカビがたまっていると、その子のアレルゲンになっている可能性があります。
症状としては、
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
など。
ぜん息がある子なら、咳やゼーゼー・ヒューヒューにも注意しましょう。
まずはフィルターを確認して、汚れていたら掃除。
内部の汚れが気になる場合は、無理に自分で分解せず専門業者へ。
④ 朝晩の「気温差」
夏の終わりは、昼間は暑いのに朝晩は涼しい……という日が増えてきます。
この急な気温変化は、ぜん息がある子の症状を悪化させることがあります。
特に、
- 朝晩の咳
- 夜中の咳
- ゼーゼー・ヒューヒュー
- 息苦しさ
など、いつもと違う変化がないかチェック。
また、鼻水やくしゃみが増えた場合は、気温差だけでなく秋の花粉など別の原因も考えられます。
「寒暖差アレルギー」と決めつけず、症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。
⑤ 夏休み明けの「給食・学校」
最後は学校。
食物アレルギーがある子は、夏休み明けに給食の対応をもう一度確認しておきましょう。
チェックしたいのは、
- 最新の献立表
- 除去食・代替食
- 持参食の有無
- 担任との情報共有
- 配膳時の注意点
など。
特に、担任の変更などがあった場合は、必要な情報がきちんと共有されているか確認しておくと安心です。
「去年と同じだろう」ではなく、今年度の対応を確認する。
これが大切です。
まとめ|夏の終わりは「いつもと違う」に気づく時期
夏から秋に変わるこの時期は、
- 🌿 ブタクサなどの秋の花粉
- 🛏️ 夏に増えたダニ・寝具
- ❄️ エアコンのホコリ・カビ
- 🌡️ 朝晩の気温差
- 🏫 夏休み明けの学校・給食
を一度チェックしてみましょう。
大切なのは、全部を完璧に対策することではありません。
「最近、鼻水が増えた」
「朝の咳が気になる」
「外から帰ると目をこする」
そんな子どもの「いつもと違う」を見逃さないこと。
気になる症状が続いたり、ぜん息の症状が悪化したりしている場合は、医療機関に相談しましょう。
夏の終わりは、秋を迎える準備のタイミング。
今のうちに、アレっ子の「体」と「身の回り」をちょっとだけチェックしておきましょう。
9月中頃になって急に息子の鼻がグズグズとなりだしたのは、これなのかな?
肌もカサついてきたし、しっかりと保湿をして肌をガードしてあげ上げることが大切だと思います。
参考情報
- アレルギーポータル「花粉症」
- 環境再生保全機構「ぜん息・COPD悪化の危険因子とは」
- 環境再生保全機構「冷え込みや乾燥にご注意!秋の悪化要因の対策」
- 文部科学省「学校給食における食物アレルギー対応について」
この記事は、アレルギーやぜん息に関する一般的な情報を紹介するものです。症状や対応は一人ひとり異なります。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。
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